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藤澤南岳日記 三

藤澤南岳日記 三

【凡例より】
1 本冊には『藤澤南岳日記』三として『七香斎日録』六冊を影印、翻刻した。上段に影印を、下段にその翻刻を載せた。明治二十七年十二月から同三十一年九月に至る日記である。
2 底本は関西大学総合図書館「泊園文庫」に蔵する南岳自筆稿本であり、本書収録日記とその請求記号は次のとおり。書誌の詳細については『藤澤南岳日記』一の解説を見られたい。
    七香斎日録 戊部 LH2*甲*210*1〜5
    七香斎日録 LH2*甲*146(明治三十一年九月の部分)
このうち『七香斎日録』(LH2*甲*146)は明治二十五年六月、明治三十一年九月、明治三十七年九月の単編の日記が一冊に合綴されている。本冊ではそのうち明治三十一年九月の部分のみを影印・翻刻した。
3 右のLH2*甲*146の明治三十一年九月の部分は、冒頭上部に「明治戊戌十月」の南岳書入れがあるところから従来、十月のものと考えられてきたが、「十月」は「九月」の誤記であることがこのたび判明したので訂正して収載する。
4 南岳のこの日記は明治八年の冒頭部分を除き、みな句読点や返り点などの訓点のない漢文スタイル、いわゆる白文で記されるが、翻刻にあたって適宜、句読点を付した。
5 日記の見開きが白紙であるときは、原則としてこれを除外した。
6 上部欄外や行右側の書入れはおおむね日記本文の訂正であり、翻刻ではその訂正を反映して載せたため、これらの書入れは翻字していない。
7 朱点や墨点が文字上に打ってある場合は、その字を削除するの意であり、翻刻にあたってはこれに従って文字を削除した。
8 冊子中の挟みものやメモについては、重要と思われるものを翻字した。
9 南岳の日記は、かつてその一部が『不苟書室日録鈔』一冊(著作兼発行者:藤澤元造、大阪、一九二一年)として刊行されたことがあり、また泊園文庫には南岳の長子、藤澤黄鵠(元造)が南岳日記を抄録し浄書した『不苟書室日録』十冊が蔵されている。前者には句点や返り点、小字注がついており、またいずれも対校用テキストとして有用なので、これら二書に収載されている記事については当該条の上に★と☆をつけておいた。
10 これら『不苟書室日録鈔』および黄鵠浄書『不苟書室日録』により南岳日記原本の欠字を補ったところがある。〔  〕で示した文字がそうである。
11 漢字翻刻の方針は次のとおりである。
 ・基本的に常用漢字体を用いた。
$2,310.00

Original: $7,700.00

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藤澤南岳日記 三

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Description

【凡例より】
1 本冊には『藤澤南岳日記』三として『七香斎日録』六冊を影印、翻刻した。上段に影印を、下段にその翻刻を載せた。明治二十七年十二月から同三十一年九月に至る日記である。
2 底本は関西大学総合図書館「泊園文庫」に蔵する南岳自筆稿本であり、本書収録日記とその請求記号は次のとおり。書誌の詳細については『藤澤南岳日記』一の解説を見られたい。
    七香斎日録 戊部 LH2*甲*210*1〜5
    七香斎日録 LH2*甲*146(明治三十一年九月の部分)
このうち『七香斎日録』(LH2*甲*146)は明治二十五年六月、明治三十一年九月、明治三十七年九月の単編の日記が一冊に合綴されている。本冊ではそのうち明治三十一年九月の部分のみを影印・翻刻した。
3 右のLH2*甲*146の明治三十一年九月の部分は、冒頭上部に「明治戊戌十月」の南岳書入れがあるところから従来、十月のものと考えられてきたが、「十月」は「九月」の誤記であることがこのたび判明したので訂正して収載する。
4 南岳のこの日記は明治八年の冒頭部分を除き、みな句読点や返り点などの訓点のない漢文スタイル、いわゆる白文で記されるが、翻刻にあたって適宜、句読点を付した。
5 日記の見開きが白紙であるときは、原則としてこれを除外した。
6 上部欄外や行右側の書入れはおおむね日記本文の訂正であり、翻刻ではその訂正を反映して載せたため、これらの書入れは翻字していない。
7 朱点や墨点が文字上に打ってある場合は、その字を削除するの意であり、翻刻にあたってはこれに従って文字を削除した。
8 冊子中の挟みものやメモについては、重要と思われるものを翻字した。
9 南岳の日記は、かつてその一部が『不苟書室日録鈔』一冊(著作兼発行者:藤澤元造、大阪、一九二一年)として刊行されたことがあり、また泊園文庫には南岳の長子、藤澤黄鵠(元造)が南岳日記を抄録し浄書した『不苟書室日録』十冊が蔵されている。前者には句点や返り点、小字注がついており、またいずれも対校用テキストとして有用なので、これら二書に収載されている記事については当該条の上に★と☆をつけておいた。
10 これら『不苟書室日録鈔』および黄鵠浄書『不苟書室日録』により南岳日記原本の欠字を補ったところがある。〔  〕で示した文字がそうである。
11 漢字翻刻の方針は次のとおりである。
 ・基本的に常用漢字体を用いた。
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