一羽
おはよう。
と言ったわけではなかった。その一羽のヤマガラは。ふっくらとした橙の腹に青灰の翼、頭には黒の帽子。なにより真ん丸の黒い目がじっとわたしを見ていた。こいつはなにかな、木かな、と。ほんの数秒間。いや月までかかる時間よりも長く。
(「おはよう」)
降り積もる時間のなかで、ふとした瞬間にひそむ驚き。飾りない言葉で静謐な死生観と生きる彩りを描きだす。『鳩の時間』から6年をかけて書き継がれた新詩集。装幀=清岡秀哉
と言ったわけではなかった。その一羽のヤマガラは。ふっくらとした橙の腹に青灰の翼、頭には黒の帽子。なにより真ん丸の黒い目がじっとわたしを見ていた。こいつはなにかな、木かな、と。ほんの数秒間。いや月までかかる時間よりも長く。
(「おはよう」)
降り積もる時間のなかで、ふとした瞬間にひそむ驚き。飾りない言葉で静謐な死生観と生きる彩りを描きだす。『鳩の時間』から6年をかけて書き継がれた新詩集。装幀=清岡秀哉
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おはよう。
と言ったわけではなかった。その一羽のヤマガラは。ふっくらとした橙の腹に青灰の翼、頭には黒の帽子。なにより真ん丸の黒い目がじっとわたしを見ていた。こいつはなにかな、木かな、と。ほんの数秒間。いや月までかかる時間よりも長く。
(「おはよう」)
降り積もる時間のなかで、ふとした瞬間にひそむ驚き。飾りない言葉で静謐な死生観と生きる彩りを描きだす。『鳩の時間』から6年をかけて書き継がれた新詩集。装幀=清岡秀哉
と言ったわけではなかった。その一羽のヤマガラは。ふっくらとした橙の腹に青灰の翼、頭には黒の帽子。なにより真ん丸の黒い目がじっとわたしを見ていた。こいつはなにかな、木かな、と。ほんの数秒間。いや月までかかる時間よりも長く。
(「おはよう」)
降り積もる時間のなかで、ふとした瞬間にひそむ驚き。飾りない言葉で静謐な死生観と生きる彩りを描きだす。『鳩の時間』から6年をかけて書き継がれた新詩集。装幀=清岡秀哉