算数授業研究 №163
編集後記より
◆算数の内容は現行の学習指導要領では4 つの領域に分けられている。しかし,実際の授業で子どもが働かせる「数学的な見方・考え方」は,領域をまたいで発揮されることがよくある。
この事実は,「領域」が「分野」や「区分」という呼び名に変わったとしても,揺らぐことはない。
◆たとえば,理解が難しいといわれる「割合」の研究を重ねていくと,「そろえる」という方法知や,「1 とみる」相対的な見方の重要性に行き着く。そしてそれらは高学年になってから急に学ぶものではなく,1年生からあらゆる領域での「比べる」場面で一貫して積み重ねられていることがわかる。
◆そのような子どもの姿をもとに内容を見直すことによって,これまで意識していなかった算数・数学科の本質や体系が見えてくるのではないか。本論究号で「分野横断を導く『比べる』」という特集題を設定したのは、そのような思いからである。
◆ご執筆いただいた先生方には,期間が短い中でのご依頼となったにもかかわらず,本テーマを深く考察していただき,非常に読み応えのある原稿を寄せていただいた。本書を手に取られた読者の皆様にとっても,新たな知見を得る一助となれば幸いである。
◆なお,年度末からの編集作業となったため,執筆者のご所属は3 月末時点のものとなっていることをご了承いただきたい。
(青山尚司)
◆算数の内容は現行の学習指導要領では4 つの領域に分けられている。しかし,実際の授業で子どもが働かせる「数学的な見方・考え方」は,領域をまたいで発揮されることがよくある。
この事実は,「領域」が「分野」や「区分」という呼び名に変わったとしても,揺らぐことはない。
◆たとえば,理解が難しいといわれる「割合」の研究を重ねていくと,「そろえる」という方法知や,「1 とみる」相対的な見方の重要性に行き着く。そしてそれらは高学年になってから急に学ぶものではなく,1年生からあらゆる領域での「比べる」場面で一貫して積み重ねられていることがわかる。
◆そのような子どもの姿をもとに内容を見直すことによって,これまで意識していなかった算数・数学科の本質や体系が見えてくるのではないか。本論究号で「分野横断を導く『比べる』」という特集題を設定したのは、そのような思いからである。
◆ご執筆いただいた先生方には,期間が短い中でのご依頼となったにもかかわらず,本テーマを深く考察していただき,非常に読み応えのある原稿を寄せていただいた。本書を手に取られた読者の皆様にとっても,新たな知見を得る一助となれば幸いである。
◆なお,年度末からの編集作業となったため,執筆者のご所属は3 月末時点のものとなっていることをご了承いただきたい。
(青山尚司)
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編集後記より
◆算数の内容は現行の学習指導要領では4 つの領域に分けられている。しかし,実際の授業で子どもが働かせる「数学的な見方・考え方」は,領域をまたいで発揮されることがよくある。
この事実は,「領域」が「分野」や「区分」という呼び名に変わったとしても,揺らぐことはない。
◆たとえば,理解が難しいといわれる「割合」の研究を重ねていくと,「そろえる」という方法知や,「1 とみる」相対的な見方の重要性に行き着く。そしてそれらは高学年になってから急に学ぶものではなく,1年生からあらゆる領域での「比べる」場面で一貫して積み重ねられていることがわかる。
◆そのような子どもの姿をもとに内容を見直すことによって,これまで意識していなかった算数・数学科の本質や体系が見えてくるのではないか。本論究号で「分野横断を導く『比べる』」という特集題を設定したのは、そのような思いからである。
◆ご執筆いただいた先生方には,期間が短い中でのご依頼となったにもかかわらず,本テーマを深く考察していただき,非常に読み応えのある原稿を寄せていただいた。本書を手に取られた読者の皆様にとっても,新たな知見を得る一助となれば幸いである。
◆なお,年度末からの編集作業となったため,執筆者のご所属は3 月末時点のものとなっていることをご了承いただきたい。
(青山尚司)
◆算数の内容は現行の学習指導要領では4 つの領域に分けられている。しかし,実際の授業で子どもが働かせる「数学的な見方・考え方」は,領域をまたいで発揮されることがよくある。
この事実は,「領域」が「分野」や「区分」という呼び名に変わったとしても,揺らぐことはない。
◆たとえば,理解が難しいといわれる「割合」の研究を重ねていくと,「そろえる」という方法知や,「1 とみる」相対的な見方の重要性に行き着く。そしてそれらは高学年になってから急に学ぶものではなく,1年生からあらゆる領域での「比べる」場面で一貫して積み重ねられていることがわかる。
◆そのような子どもの姿をもとに内容を見直すことによって,これまで意識していなかった算数・数学科の本質や体系が見えてくるのではないか。本論究号で「分野横断を導く『比べる』」という特集題を設定したのは、そのような思いからである。
◆ご執筆いただいた先生方には,期間が短い中でのご依頼となったにもかかわらず,本テーマを深く考察していただき,非常に読み応えのある原稿を寄せていただいた。本書を手に取られた読者の皆様にとっても,新たな知見を得る一助となれば幸いである。
◆なお,年度末からの編集作業となったため,執筆者のご所属は3 月末時点のものとなっていることをご了承いただきたい。
(青山尚司)